【ライフシーン01】田口様邸

第3章 住まいと生き方

引き戸の開閉や家具の間仕切りなど、生活の変化に合わせた空間づくりや、人の動きにこだわった田口さん。
そのライフスタイルを覗いてみましょう。

動線にこだわると家族の動きが見えてくる

家をつくるとき、人の数に合わせて部屋を割り振る方は多いですよね。お兄ちゃんの部屋、弟の部屋とか。でもうちは目的別に部屋を分けて「動線」にこだわったんです。

玄関内部はお客様用と家族用があります。家族用には入ってすぐに靴や小物を収納できるスペースがあり、その先には勉強部屋。子どもたちはランドセルを下ろして、すぐ隣に用意されたスペースにプリントを掲示する。これらの動作が終わるまで、ほんのわずかな距離なので、モノがなくなったりしないんですよ。しかもキッチンのすぐ横が勉強部屋なので、私と話しながら宿題を済ませます。子どもってなぜか人のいるところで勉強したがるので、最初から間取に取り込みました。

また、クローゼットも家の中で一箇所だけ。だから、そこに行けば絶対に洋服が見つかる。お風呂場は、川遊びから帰った子どもがシャワーを浴びたり、散歩から帰った犬が足を洗ったりできるよう、外のデッキから直接入れるようにもなっています。この家は、家族みんなの動きに合わせて、必要なモノがそこに用意されている。だから人の動きが見える。そんなつくりになっています。

勉強部屋の写真

暮らしがあって家がある、それが家づくりの基本です

動線にこだわったことで、子どもが成長してもいつも顔を合わせていられ、会話も弾みます。
私が大切にしたかったのは、なるべく家族を近くに感じられて、家族みんながぎゅっと寄り添って暮らせること。今は理想にとても近いカタチですね。また、目的別に部屋をつくったことで、使いやすくなったし、どんな風にライフスタイルが変わっても使い続けられる家になった感じがします。木のあたたかみや住み心地からも、長く暮らせる家になり、とても満足しています。

家づくりはプロにお任せじゃなくて、みんながどういう暮らしをしたいのかを考えると、失敗はないと思います。ライフスタイルを踏まえて家をつくる。そうすれば、家族みんながそれぞれのスタイルで楽しめる家になる気がしています。

ディスプレイの写真
建物外観

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